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2018-08-24

筋筋膜性疼痛症候群について…その3

MPS は、レントゲンやMRIなどには写りませんので、その存在を画像で確認することはできません。かと言って、何の検査もせずただ施術をすれば良いというものでもありません。

先ずはなんと言っても、最も重要なのは「病院での診断」です。腰痛の中には、脊椎の圧迫骨折や腫瘍性の疾患、感染症などが原因の場合があります。これらは、一刻も早く治療に取り組まないと神経の麻痺や命の危険に関わることがありますので早期の診断と治療が必要です。

過去に経験したことのないような背中や腰の痛み(激痛)
体重がどんどん減ってきた、夜も痛くて眠れない
微熱が下がらないなどの症状を伴う際は
我慢しないで急いで病院を受診してください。

そして、上記のような疾患が除外(診断)された後であれば、MPS の判断に複雑な装置の検査は必要ありません。施術が必要な筋筋膜組織は緊張して「トリガーポイント」が形成されています。患者さんの身体に直接触れて(触察して)検者の指先に触れる「 あの感触 」をもとに「 痛みや症状を再現させること 」で、その存在を確認することができます。

MPS への対処も実にローテクな方法です。リスクや欠点は殆どありません。手術のように身体を傷つけることも、薬を全身に作用させることもありませんので長く続く副作用に悩まされる心配もありません。

MPS の症状を引き起こすきっかけは、日常生活での些細な動き(くしゃみ、靴下を履く、洗濯物を取り込むなど)や環境や習慣です。交通事故によるむち打ちや外傷、手術などでも起こります。心とからだにとっての過度なストレス(悩み過ぎ、薬の飲み過ぎ、働き過ぎ)となんらかの出来事の「 合わせ技 」です。

その4につづく。

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