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2018-08-06

椎間板ヘルニアの診断を受けています、治りますか?

よくいただく大事なご質問です。

当施術室では、背骨の変形も脊柱管狭窄症も分離すべり症(初期の骨折を除く)もヘルニアもすべて同じ見解です。

ほとんどの方は画像所見の結果、上記のような構造異常が見つかりそれが痛みやしびれの原因であるとの説明を受けていますので、その異常が治る(変化する)ことが改善することとお考えになります。

しかしながら、私たちが施術をおこなっても背骨の変形や狭窄、分離やすべりという構造異常そのものが変わるのもではありませんが、患者さんの症状は改善していきます。

また、ヘルニアはいつしか元の鞘に納まるかもしれませんが、それは施術をしたかしないかには関係なく、また痛いか痛くないかにも関係していません。

私が上記のような診断を受けている(頚髄麻痺や馬尾症候群のない)方達にも安心して施術がおこなえるのは、構造の異常と症状はほぼ関係がないことが証明されているからです。

私が施術をさせていただいて主に変化が起こるのは、筋筋膜の緊張緩和と神経系の抑制です。

施術を重ねた結果、交感神経の過度な緊張が抑制され筋筋膜の緊張も和らぎますので、骨格(姿勢)にもなんらかの変化が起こるかもしれませんが、それは「おまけ」のようなものであり真の目的ではありません。

ヘルニアを治す、背骨の変形を治す、狭窄を治す、分離すべりなどの構造自体を治すことはできませんが、症状を緩和、改善に導くことは可能です。

※腰痛の代名詞である「椎間板ヘルニア」ですが、実際に問題になるのは全体の2~3%程度であることが分かっています。そして椎間板ヘルニアの約90%は、免疫細胞(マクロファージ)の働きにより自然治癒されることもわかってきました。

「からだの異常」に対する働きかけは「骨や椎間板」ではなく「筋・筋膜」です。ですので、例え「ヘルニア」と診断された方達でも、私たちの施術で多くの人の腰痛が改善してきたのです。

そして、これは腰椎だけではありません、頚椎でも同じです。

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